冬でも頼れるのはどっち?シャープとアイリスの除湿機を徹底比較!
寒い時期や雨の日の部屋干しは、なかなか乾かずニオイも気になりますよね。
そんな時に頼れるのが「衣類乾燥除湿機」。
でも、除湿機と一口に言っても、機種によって得意な季節や使い勝手が大きく異なります。
今回は、特に人気の高い2モデル──
「シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-R71-W」と「アイリスオーヤマ 除湿機 IJD-I50」──を比較。
どちらも一人暮らしの部屋干し派にピッタリなモデルですが、冬場のパフォーマンスや電気代、乾燥スピードに差があるのも事実。
特にシャープは「コンプレッサー式×プラズマクラスター搭載」で、冬でも強力除湿+ニオイ対策も期待できます。
それぞれの違いやメリットをしっかり比べて、自分に合った一台を見つけましょう!

まずは違いを一覧でチェック(比較表)
| 比較項目 | シャープ CV-R71-W | アイリスオーヤマ IJD-I50 |
|---|---|---|
| 除湿方式 | コンプレッサー式 | デシカント式(ヒーター方式) |
| 除湿能力 | 6.3〜7.1L/日 | 約5.0L/日 |
| 対応面積 | 木造8〜9畳/鉄筋16〜18畳 | 木造6畳/鉄筋13畳 |
| 衣類乾燥対応 | 強力乾燥+プラズマクラスター搭載 | サーキュレーター搭載で速乾 |
| 消費電力 | 約175〜200W | 約590W |
| 運転音 | 約36〜40dB | 約29dB(弱モード) |
| タンク容量 | 約2.5L | 約2.5L |
| サイズ | 幅30.3×奥行20.3×高さ52.4cm | やや大きめ(詳細非記載) |
| 重量 | 約9.4kg | 記載なし(中〜軽量程度) |
| その他機能 | プラズマクラスター/連続排水対応 | 首振りサーキュレーター/タイマー機能 |
| 参考価格帯 | 20,000〜23,000円前後 | 18,000〜20,000円前後 |
ニオイ対策も!冬に強いコンプレッサー式でこの1台
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ポイントごとに詳しく比較!
除湿方式と冬のパフォーマンス
シャープは「コンプレッサー式」を採用。
室温が高い時期に特に強く、冬場はやや除湿力が落ちると言われる方式ですが、CV-R71-Wは冬でも対応可能なスペックを持ち、木造8〜9畳・鉄筋16〜18畳と十分な広さをカバーします。
さらに、プラズマクラスターによる空気清浄・消臭効果も加わり、部屋干しのニオイ対策としても活躍。
一方、アイリスオーヤマのIJD-I50は「デシカント式」。
ヒーターを使って除湿するため、冬場でも安定した除湿力を発揮。
ただし、室温上昇や電気代の増加という副作用もあるので、夏の使用には注意が必要です。
衣類乾燥スピードと仕上がり
乾燥スピードという点では、アイリスのサーキュレーター付き除湿機が強力。
首振り機能で風を効率よく衣類に当てるため、素早く乾燥できる設計になっています。
対してシャープは、プラズマクラスターの風で衣類を包み込みながら乾燥。
速さではやや劣るものの、部屋全体をしっかり除湿しながらニオイも抑えるという「質」の面で差別化されています。
消費電力と電気代の差
ここは大きな差が出るポイント。
シャープCV-R71-Wは除湿・衣類乾燥運転時で約175〜200W前後。
アイリスオーヤマは最大590Wと約3倍の消費電力です。
部屋干しを毎日行う方や電気代が気になる方にとって、この差は非常に大きく、月々の光熱費にも影響してくるレベルです。
日常使いを前提にするなら、シャープの低消費電力は大きなメリットと言えるでしょう。
静音性と使いやすさ
音に関しては、アイリスが弱モードで約29dBと非常に静か。
ただし、サーキュレーターが回る強モード時はやや音が大きめになります。
シャープは38〜40dB程度と標準的ですが、深夜帯に運転する場合も十分実用範囲内。
コンプレッサー式としては控えめな動作音です。
サイズ感・設置性の違い
シャープはややスリムで、壁際や家具のすき間にも設置しやすいサイズ。
重量は約9.4kgでしっかりした安定感があります。
アイリスは公式寸法が一部不明なものの、全体的に「大きめ」「風量重視」といった評価が多く、持ち運びや収納のしやすさではシャープに軍配が上がるかもしれません。
価格と保証内容
価格はどちらも2万円前後と比較的手が届きやすい設定。
ただし、シャープは1年保証+信頼の国内ブランドという安心感もあり、長期的なサポート面でも優れています。
共通点もチェックしておこう
- タンク容量はどちらも約2.5Lで同等。
- 衣類乾燥に特化した風量設計。
- 小型で一人暮らしにも十分対応。
- 使いやすいシンプル操作パネル。
- オフタイマー機能付き(詳細はモデルによる)。
どっちがおすすめ?タイプ別の選び方
シャープ CV-R71-Wが向いている人:
- 冬でもしっかり除湿したい
- ニオイ対策も重視したい
- 電気代を抑えたい
- 部屋全体を乾燥&除菌したい
アイリスオーヤマ IJD-I50が向いている人:
- サーキュレーターの風でスピード乾燥したい
- 音はできるだけ静かな方がいい
- コンパクトでもパワーが欲しい
ユーザーの口コミまとめ(仕様目線)
- 「シャープは部屋の空気までクリーンにしてくれる感じがする」
- 「アイリスの風量はすごい!一気に乾く感じ」
- 「電気代が気になるのでシャープの低消費電力はありがたい」
- 「デシカント式のアイリスは冬に強いけど、夏はちょっと暑い」
- 「サーキュレーターが便利だけど、少し音が気になるときもある」
まとめると:
消臭・低コスト・安心ブランドならシャープ。速乾・風量重視・静音ならアイリス。
消臭×省エネ×安心設計!迷ったらシャープが鉄板
選び方フローチャート
Q1:電気代をできるだけ抑えたい?
→ YES → Q2へ / NO → アイリス IJD-I50
Q2:ニオイや部屋全体の空気環境も気になる?
→ YES → シャープ CV-R71-W / NO → アイリス IJD-I50
購入前によくある質問(Q&A)
Q. デシカント式は夏に使えますか?
A. 使えますが、室温が上がるため夏場は不向きと感じる方も多いです。
Q. プラズマクラスターって本当に効果あるの?
A. 静電気除去・ニオイ軽減・カビ抑制など、複数の効果が期待されており、特に衣類の生乾き臭には好評です。
Q. 毎日使っても電気代は高くならない?
A. シャープは低消費電力のため、1日3時間程度の使用なら月数百円の差になる程度。経済的です。
Q. 音はうるさくないですか?
A. どちらも静音設計ですが、完全無音ではありません。夜間使用なら弱モードがおすすめです。
Q. タンクの水捨ては面倒?
A. 2.5Lタンクで丸1日〜2日はもちます。シャープは連続排水対応でさらに便利です。
まとめ|除湿機選びは“使い方”と“時期”がカギ
一人暮らしで部屋干し中心なら、日常使いの「使いやすさ」「電気代」「ニオイ対策」が決め手になります。
▼シャープ CV-R71-Wは…
- 電気代が安く、冬場の除湿力も高い
- プラズマクラスターで消臭+除菌
- 実用性と安心感を両立
▼アイリス IJD-I50は…
- スピード乾燥×静音を重視
- サーキュレーターとの一体型でパワフル送風
選ぶべきは、あなたの「使い方」と「環境」にマッチするかどうか。
寒い季節でもしっかり乾かしたいなら、やはり“シャープ”が有力候補です!
冬でもパワフルに乾かすならシャープ一択!